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次世代自動車開発プロジェクト

近年ハイテク化が進む自動車業界。
そこには複雑な機能を正確に制御し、人々の安全や自然環境を守る、
そんなソフトウェアの開発力が必要となっています。
エヌアイデイが持つさまざまな技術が評価され、お客様からの絶対的な信頼へと繋がります。

PROJECT MEMBER
  • 川又 孝喜 1996年入社
  • 山崎 一葉 2007年入社
  • 松田 勇人 2008年入社
  • 立石 将之 2009年入社
大手自動車メーカーと一体となり開発を進める
日々強固なものとなっていく大手自動車メーカーからの信頼

ハイブリット化や自動運転など、多機能化が日々加速する日本の自動車業界。それらの機能を確実に制御するための組み込みソフトウェアもまた、自動車の進化に伴って、さらに複雑かつ高度な技術が要求されるようになっています。
2004年にエヌアイデイと世界最大手の国内自動車メーカーとの密接な関係がスタートしました。当初は2名程度のメンバーが常駐し、組み込みソフトウェア開発の一部を担っている程度でした。しかし、「開発力の集結」を目的とした体制の刷新に伴い、エヌアイデイのメンバーも増員していくこととなりました。当時はまだ、ハイブリットカーは市場に一車種しか出回っておらず、各社、搭載車種の拡充を進めていく状況にありました。エヌアイデイはハイブリッドカーを制御するECU(エンジンコントロールユニット)の基盤構築を担当し、他の開発ベンダーで構成された混成チームの中で、中核を担うまでになっていきました。

2015年には4世代目となるハイブリットカーの開発が開始されました。制御ロジックや機能もより複雑となり、更なる技術革新が必要となったため、開発メンバーの増員も進められました。エヌアイデイでは、メーカーの開発者と共に、開発手法の見直しのサポートも行い、上流工程から参加することになりました。メーカーの立場に立って、各ベンダーが開発したソフトウェアの切り分けや基盤の構造の見直しを実施したのです。 そういった重要な役割を担うこととなったのは、これまでさまざまな経験を重ねて、全体を俯瞰することができる、そんなエヌアイデイの強みが評価されてのことになります。

2020年のオリンピックイヤーにおける自動運転機能の実用化に向けて、急速に開発が進められています。エヌアイデイもまたメーカーと一体となって、与えられた業務領域はもちろん、その周辺の関連業務にまで目を配りながら、その目標に向かって共に歩んでいます。
担当するのはシミュレーション環境の構築。実際に試験車両を使用せずに、テストコースや高速道路を再現したバーチャル環境化において、自動運転機能がどのように作動するのか確認できるテスト環境を用意しています。
さらに、定点カメラによって測定、収集したリアルな車の挙動や軌跡のデータを用いて解析を行い、シミュレーション環境に付加します。その結果、自動運転機能の精度をより高めていく一助となっています。

ハイブリッドカーのECU基盤開発に携わるエヌアイデイのメンバーは、年々増加しています。当初の3名から20人にまで増え、混成チームの中でも、多くの割合を占めるようになりました。また、自動運転機能に携わるエヌアイデイのメンバーも徐々に拡充され、今では全体で130名以上の技術者がプロジェクトに尽力しています。

これは「他社ではなく、エヌアイデイにお願いしたい」というメーカー側の意向によるものです。それは、お客様の要求に対してきっちり応えてきた証ともいえます。品質を保持するためには、各メンバーの個人的な技術力もさることながら、チームとしての取組みが大きく作用します。常にメンバー同士が膝を突き合わせながら、レビューを行い、情報を集約する。依頼された業務のアウトプットに対して品質向上の努力を重ねてきました。

これにより、自動車の知識がまったくなかった女性メンバーでも、周囲のメンバーにフォローされながら成長を重ね、現在では開発手法改善プロジェクトのメンバーとして、メーカーと共に新しいプロセスを構築するに至る大きな存在感を放っています。
このように各メンバーが、そしてエヌアイデイというチームが単なる一ベンダーではなく、メーカーの一員として、大規模プロジェクトの中でも重要な役割を担うまでに成長しました。
参加しているメンバーの収穫も大きいようです。山崎は「“常に改善”をモットーとする世界的企業でお客様と共に働く。だからこそ、エヌアイデイにはなかった新しい考え方が吸収できる」と言います。また、川又も、「最先端の技術に日々触れていることで、技術者としての好奇心と誇りをおおいに満たしてくれる」と語ります。

すでにメーカーとエヌアイデイの信頼関係は強固なものとなっているのですが、常駐しているメンバーは、まだまだ満足していないと口々に言います。 「自動車の制御機能が複雑になっていけばいくほど、エヌアイデイの強みがクローズアップされ、存在感が大きくなるのは間違いありません。それぞれのメンバーがさらに成長を重ね、『この車種一台、エヌアイデイさんにお願いします』といずれ言われるようになれば嬉しいですね」と川又は言います。そんなメンバーの情熱が後々大きな結果を生むことに違いありません。