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BSテレビ局公式アプリ開発プロジェクト

品質はもちろん、開発期間や仕様変更などクライアントの要望に100%応えるためには、あらゆる知見を集約する必要がある。
BSテレビ局公式アプリのリニューアルに向け、短工期、ユーザーインターフェースの改変など、
さまざまな挑戦の先に見えたものとは。プロジェクトの全容を紹介します。

PROJECT MEMBER
  • 丸山 純一 2001年入社
  • 長谷川 友美 1999年入社
  • 佐々木 亨 2011年入社
  • 橋本 達宗 2013年入社
度重なる困難にも負けない。
メンバー各々の力と思いの集結が成果につながる。

誰もが知るレジャー施設を運営する総合エンターテイメント企業。その企業を母体とするBSテレビ局が放映番組のオンデマンド配信などを行うアプリの大幅なリニューアルを計画。これまで同社のアプリケーション開発を数多く手掛けていたエヌアイデイに白羽の矢が立ち今回のプロジェクトが始動。クライアントからの依頼は、エンドユーザーとの接点となるスマートフォンアプリやPC用のウェブページまで多岐にわたります。ユーザー認証システムやアップデート管理など従来からあるシステムを踏襲しつつ、まったく新しい動画再生の仕組みを導入しユーザーインターフェースを大きく改変するといった内容でした。

予定されていた開発期間も非常に短く、iOSやAndroid、システム基盤など、多岐にわたる技術的知見が必要となる複合案件であったため、プロジェクトリーダー以下、選りすぐりのメンバーを招集。まずは、動画再生を行うにあたって必要となる著作権処理やセキュリティなど外部ツールの調査業務からスタート。今回のシステム開発にあたっては、エヌアイデイ以外の複数のシステムインテグレータが参画していたため、各社とのさまざまな調整が必要となりました。

また、デザインに対するこだわりが強いクライアントであったこともあり、元々厳しいスケジュール設定であったにも関わらず、最終的なデザイン決定にかなりの時間を要することになりました。そこで開発期間を確保するため、クライアントからデザインを提供してもらう前に、まずはユーザーインターフェースに依存しない機能部分からの設計を着手。さらに、エヌアイデイ内でも知見の蓄積が乏しい新しい動画システムの開発ツールの導入にあたっては、クライアントの要件を満たすため、開発元に問い合わせ、技術的要素を掌握する必要がありました。このように要件を固める段階からすでに厳しいスケジュールとなっていましたが、その状況を乗り切るためにメンバーを増員し対応。技術力はさることながら、メンタル面においても頼りになる社員を抜擢。参画するメンバーにも厳しい状況を理解してもらったうえで、チームエヌアイデイの総力をあげて体制を整えたのです。

想定外であったのは、当初予定していた納期の2か月前になり、デザインの変更指示が入ったこと。ほぼ完成に近づいていたユーザーインターフェース周りの機能部分をすべて作り直し、再度クライアントとスケジュール調整を行いました。このように外的な要因によってプロジェクト全体の進行が遅れそうになっても、エヌアイデイは全体を見渡しながら責任をもって、ミッションの達成へと努めていきました。

さまざまな困難を乗り越え、無事にアプリはリリース。その後も小さな仕様変更を重ねながら、現在もプロジェクトは継続しています。クライアントからの評価も高く、さらにエヌアイデイに対する信頼も今回の事案を経て一層強固なものとなりました。技術的にも新たな試みが多く求められ、なおかつ短い開発期間でありながら、クライアントの期待に応えられたのは、それぞれのメンバーが持つ力が集結されたから。プロジェクトに参画したメンバーはもちろん、他部門にも専門知識を持った社員達から知見を収集。確かに困難なプロジェクトではあったが、それを乗り越えた経験が、自らの成長につながったとメンバーは実感しています。

Androidアプリの設計を担当した佐々木にとって、はじめての本格的な開発案件。「研究開発部門に所属していた私にとっては初めての経験の連続。お客様と調整をしながら、一から設計に携わることができて非常に力がついた」と言う。橋本は、プロジェクトの途中から抜擢されたメンバーのひとり。「忙しいプロジェクトであることは承知の上で参加しました。リーダーの調整能力の高さに感銘し、とても勉強になりました」と振り返る。

長谷川はプロジェクト立ち上げ時の外部ツール調査とサーバー構築を担当。「自分に不足している力に気づかされたプロジェクトになりました。改めて勉強する機会となったため、その後に参画したプロジェクトでは、そこで得た知識や経験が大いに役立っています」と語る。

プロジェクトリーダーを務めた丸山もまた、今回の経験で新しい力を得たと感じている。「これまでは端末メーカーと一緒にAndroidの開発を経験してきました。今回はメーカーの担当者のように、端末のシステムに詳しいクライアントではないため、要件そのものが明確になっていないケースが往々にしてありました。その意図をくみ取りながら、要望を実現していくことの難しさとやりがいの両方を実感できたプロジェクトとなりました」

それぞれのメンバーの技術力と不屈の精神が集結し、エヌアイデイの総合力となる。そして、それがクライアントの満足へと繋がっていく。